異文化研究16
〈論文〉
「多元的」シティズンシップをどう理解するか 金野誠志
リメディアル学習者を対象とした翻訳指導実践 辰己明子
〈研究ノート〉
シリア人の母親による日本の学校に関するSNS投稿事例で見られた課題
ー課題の内容・困難度と日本語の障壁に着目してー エネザン バラ
ディラン・トマスの帰郷 太田直也
〈エッセイ〉
簿記・珠算の振興に貢献した村田謙造 長森清
豊田工業高等専門学校におけるドイツ語教育の実践 遠藤颯馬
異文化研究15
<論文>
enoughの核心的な意味と訳語について 三ツ石直人
受験英語の起源について ―入試問題と学習書の検討から― 遠藤颯馬
最後の香港総監の著作にみる中国観 植田卓
異文化研究14
<論文>
世界文化遺産登録に対する賛否とその関係性 -「顕著な普遍的価値」の解釈をめぐって- 金野誠志
『ボートの三人男」にけるユーモラスな場面について 髙橋智朗
小学校英語教育必修化における課題と展望 渡辺一彦
<エッセイ>
<生の向こう側> 川端康成の「死顔の出来事」、「足袋」、「妹の着物」、「霊柩車」、「秋の雨」の場合 石月正伸
異文化研究13
<巻頭言>
足元の小宇宙 長島 一比古
<論文>
The Key to Facilitating Negotiation of Meaning from Reviewers’Perspectives Tomoka KANEKO
Japanese University Students’ Attitudes toward the Usage of Social Media in Autonomous
English Study Mami UEDA&Minami KANDA
Student Autonomy and Creativity in Japanese Schools Ben OLAH
Retrospective Interview Study on L2 Motivational Change Noriko IWAMOTO
<平成28年度シンポジウム報告>
生の向こう側 -文学作品に描かれた<死>の諸相- 趣旨 石月正伸
死と作品の中心的なテーマ(イントロダクション)
-アースキンコールドウェルの「孤独な日」(1930)の解釈を含めて- 石月正伸
トルーマン・カポーティの「誕生日の子どもたち」における、死が果たす役割 大古田隆
「ハイデガー博士の実験」に見る「死のイメージ」と作者ホーソーンの死生観 中村則子
「アルプスの牧歌」(1927)でのオルツの妻の死をめぐって 萩野智美
異文化研究12
<巻頭言>
桜の花の下で 長島 一比古
<論文>
「礼儀正しさ」の回復と「個の代替不可能性」の実感
―国際理解教育と道徳教育とが直面する危機からの脱却をめざして― 金野 誠志
ルーカーヌス『内乱』に於けるカトーの自死―叙事詩性とストア的哲学性からの考察― 長島 真以於
スコット・フィッツジェラルド―その時代と人間― 依藤 道夫
<研究ノート>
Language Learning in Flanders (Belgium) and Japan: Our Personal Experience.
Masako Nishikawa-Van Eester & Dirk F.Van Eester.
<エッセイ>
Exploring Cultural Differences Between America and Canada Todd Armstrong
<特別寄稿>
ミス・インターナショナルで学んだ日本の誇り 鳳 恵弥
異文化研究11
<巻頭言>
若き古典学徒との出会い 長島一比古
<論文>
Change in L2 Affective Factors of Japanese University Students During an Academic Year Noriko IWAMOTO
高校生の英文和訳プロセスに関して―TILT(Teaching Translation in Language Teaching)の観点から― 辰己明子
天国と故郷 第二部 日本人の宗教心 ②明治時代初期の国家神道と日本人の宗教心 石倉友二
「地球市民」としての自己認識―その可能性をめぐって― 金野誠志
<研究ノート>
相続および相続税制に関する一考察 燕谷雅人
異文化研究10
<巻頭言>
地球時代を生きる輝かしき詩人よ 長島一比古
<論文>
噂の機能と内的ユートピア ― 『最後の物たちの国で』におけるディストピアと疑似ユートピア ― 日中鎮朗
“Ran-gaku(Dutch learning)”and“Oranda-tsuji(Dutch interpreters/translators)”in the Japanese History of Forein Language Education 西川(ヴァンエーステル)雅子
<研究ノート>
財務会計と会計監査に関する一考察 燕谷雅人
<授業報告>
高校における2年間の英語多読プログラムの成果 長森清
<論文>
『ボートの三人男』におけるユーモアの一考察 髙橋智朗
作品世界を構築する作家の戦略 ― W・フォークナーの長編小説『八月の光』における推敲の意味するもの ―
樺山弘盛
異文化研究9
<巻頭言>
日英小説品定め 樺山弘盛
<論文>
英日翻訳における動詞要素 ―Conradの Heart of Darknessと黒原訳『闇の奥』の比較― 後藤郁子
完成される生命の円環 ―DublinersからULyssesへ―
リュウ・ギョウ
学生が認識するピア・エディティングの効能 金子智香
日本の中学校における英語スピーチ指導の実践
西川(ヴァンエーステル)雅子
<エッセー>
ジェローム・K・ジェロームとコナン・ドイルの交友
―『アイドラー』における編集者と寄稿者の関係を中心に ―
高橋智朗
<報告>
CALLシステム導入とその問題 大古田隆
異文化研究8
<巻頭言>
瓦礫の下から文学の芽が出ることを期して 樺山弘盛
<特別寄稿>
英国墓地四題 池上悟
<研究論文>
ギャリック版『リア王』における恋愛と結婚のテーマの重要性 安田比呂志
Peer Feedback Incorporation in Revisions in a Japanese Collage EFL Classroom : Types of Feedback and the Impact of Reviewers’ Confidence Levels Tomoka Kaneko
Inversion in Complement Clauses with Subjective in Early Modern English and Present-Day English Nobuko Inui
A Training and Transitional Phase to Motherhood : Japan’s Homecoming Childbirth Custom Tomoko Kinjo
<研究ノート>
外国語教育におけるJETプログラムの活用について 渡辺一彦
<授業報告>
体験型英語教育 ~国際理解とコミュニケーション能力の育成 長森清
<エッセー>
植物あれこれ(その4、最終編) ―立冬から立春― 小船須山
異文化研究7
<巻頭言>
裁判員制度と陪審員 樺山弘盛
<シンポジウム報告>
「グローバリズム再考」総括 小西正雄
「放棄」の思想としての日本型グローバリズム 吉永潤
呪われた資本主義は捨てるべきか 遠山恭司
<研究論文>
English Conversation Practice with NS : Japanese EFL Learner’s Perspectives Minami Kanda, Kathryn Zidonis
P.H.ジョンソン宛の書簡に見るディラン・トマスのワーズワース批判 太田直也
日本文化紹介の功績者Francis Brinkley 長森清
Word Ordering of Negation in Subjunctives Nobuko INUI
Japanese Junior College : Issues and Prospects Tomoko Kinjo
<エッセー>
植物あれこれ(その3) ―立秋から立冬― 小船須山
異文化研究6
<巻頭言>
教育立国を目指しますか? 樺山弘盛
<研究論文>
The Mythic Existence of Widows in America: Feminine Ideal and the Road to Recovery Tomoko KINJO
ジェローム作品の移入 ―作品翻訳の経緯を辿る― 高橋智朗
ラフカディオ・ハーンのエーテルについて 森健太郎
Effects of Self-Esteem on L2 Affective Factors: Anxiety, Self-Confidence, and Willingness to Communicate Noriko IWAMOTO
F.Brinkleyの『語學獨案内』と『和英大辞典』 ―英語教育史における意義― 長森清
小学校英語活動における理想と現実 ―埼玉県を例として― 渡辺一彦
英語多読の長期継続 ―大学生の3年間のケーススタディ― 神田みなみ
<エッセー>
植物あれこれ(その2) ―立夏から立秋― 小船須山
異文化研究5
<はじめに>
時事放談 樺山弘盛
<特別寄稿エッセー>
空中小娘よもやま噺 谷川陽子
<学術論文>
Idealization and Conservatism in Modern Child Rearing in US: Attacks of Celebrity Mothers and Intensive Mothering Ideology Tomoko KINJO
『源氏物語』の中の「黒色」について ―平安時代中期日本における「黒」― 栗原優
『ボートの三人男』における「缶詰」の意味 高橋智朗
<研究ノート>
小学校の英語教育から高等教育連携への課題 渡辺一彦
<エッセー>
植物あれこれ(その1) ―立春から立夏― 小船須山
異文化研究4
<はじめに>
消極であることは能力のひとつなのか!? 齊藤昇
<特別寄稿論文>
ボールは国境を越えて ヨーコ ゼッターランド
<研究論文>
天国と故郷 その2 日本宗教試論① ―北陸富山県の山岳宗教を中心に― 石倉友二
A Study of Francis Brinkley and His Son Jack: Two Father – and – Son Japanophile Englishmen Kiyoshi NAGAMORI
Japanese Students’ Perceptions of Rhetorical Patterns in Japanese and English Essays Noriko IWAMOTO
『ボートの三人男』における一考察 ―ジェロームの産業主義批評― 高橋智朗
ルーマニアとドラキュラ ドラキュラの真実 吉村純司
化粧品英文広告の特徴 ―コーパスによるアプローチ― 高畑哲男
ウェールズにおけるカムリー語の歴史・現状と教育 太田直也
アーサー・コーピット作『ああお父さん、可哀想なお父さん、ママがお父さんを洋服ダンスに吊り下げたので僕は悲しい』と寺山
修司作『毛皮のマリー』並びに、ドン・ケニー英訳『毛皮のマリー』に於けるアヴァンギャルド・シアターについて 清水義和
多文化主義批判の再検討 ―普遍性の行方をめぐって― 金野誠志
異文化研究3
<はじめに>
時の流れはシニカルだから 齊藤昇
<特別寄稿論文>
日米文化のはざまに生きて 齋藤襄治
<研究論文>
戦略的本質主義 ―人間学的考察― 小西正雄
<現実>への視線 ―“Twenty-four Years”を読む 太田直也
The Effects of English Literature in The Book of Tea(1906): The Symbolic Use of Occidental Values and Ideas by Okakura Kakuzo(1863-1913) Toshiko TOGO
マライア・エッジワースPopular Tales ―イングランドとアイルランドのはざまで― 上村真代
A Study on the Speakers’ Attitudes of the High Fall in English Intonation Sayako MIYAUCHI
ジャック・ロナルド・ブリンクリーの足跡 ―父フランシスの影響を受けて― 長森清
異文化研究2
<はじめに>
もとめられる現実 齊藤昇
<特別寄稿>
身内から見た小泉八雲 ―八雲没後100年にあたり― 小泉時
<学術論文>
『ドラキュラ』 ―ドラキュラは誰だったのか?― 吉村純司
企業統治改革における最近の日米の議論とその異同 植田卓
「世紀末」イギリス文学と大正期の文壇 ―シモンズとワイルドの影響について― 鏡味國彦
岡倉天心の文学的二元性 ―The Book of Teaに見る東西融合の巧み― 東郷登志子
A Study of the Attitudes of Mind and English Intonation Used in Titanic Sayako MIYAUCHI
祈りの一側面 高麗俊介
ジェロームの機械文明批評 ―Novel Notes“The Dancing Partner”を中心に― 高橋智朗
食文化を支える技術 ―ポルトガルと日本の水車を中心に― 小坂克信
異文化研究1
<はじめに>
齊藤昇
<特別寄稿論文>
病いと創造性 ―病跡学への招待― 柏瀬宏隆
<企画論文(シンポジウム・レポート)>
文化と身体の語り ―文学と臨床心理学と医学と― 超領域における融合・学環型研究の模索 齊藤昇
心理療法と文学・医学の接点 青木智子
カフカ 心理と身体の地平 ―『父への手紙』の構造と戦略― 日中鎮朗
文化の脳科学的解明 ―情動と知性― 姫野友美
<研究論文>
天国と故郷 その1 聖書における分裂した不調和4 石倉友二
イギリス19世紀末におけるジャポニズムの一側面 ―シャーロック・ホームズ、柔術、漱石― 川成洋
『最後の授業』をめぐる批判的ディスクールの再解釈 小西正雄
横須賀と文学 ―芥川龍之介はなぜ横須賀を去ったか― 五島正夫
Aphasiaについて ―Broca’s areaとWernicke’s areaを中心に― 渡辺一彦
Looking at the Timeless Park: On Dylan Thomas’s“The Hunchback in the Park” Naoya OTA
A Reflection on the Tattered Flag in Salt Lake City from a Cross-cultural Viewpoint Inspired by a Work of Literature: The Problem of Globalism Dominated by the United States of America Hiromori KABAYAMA
A Study on Strife among Lovers in Twelfth Night Yoshikazu SHIMIZU
Echoes from Washington Irving’s Historical Romance Noboru SAITO
異文化のディスクール(比較文化第5巻)
D.トマスとW.E.イェイツ ―“In Country Sleep”における無垢について― 太田直也
オー・ヘンリー文学の特質 ― 初期の文学的軌跡を辿って ― 齊藤司
R.L.スティーブンスン『瓶の小鬼』の文体(2) 三浦敏明
シンガポール研究ノート(2) 高畑哲男
戦時下のふたば ―早稲田大学婦人問題研究会と黎明期 内藤寿子
夫婦喧嘩というゲームの《物語》 ― 清水義範の「観戦記」― 鈴木章能
小学校の英語について ― その背景・実践・理論― 1 北山長貴
天国と故郷 その1 聖書における分裂した不調和③ 石倉友二
On Criticism : A Study of C.Brooks 得良匡
The Drama Methods of Prof.Leon Rubin and Mr. Roland Allen 清水義和
ブルーノ・タウト<ニッポン>までの距離 ―日本理解の限界とその背景― 日中鎮朗
大隅為三訳「サフォー」(『希臘美姫傳』所収)について 谷口勇
多様性の異文化(比較文化第4巻)
「菊花の約」舞台考 小山一成
和様ダキニ天の誕生 中村禎里
海底駅の画廊 西岡翠
詩人さまざま ―ささやかな詩人命題論をつつんで― 石村柳三
父のこと、母のこと、そして私自身のこと ―本間久雄次女 星川清香氏に聞く― 内藤寿子
伊良子清白の「不開の間」とグリム 山路峯男
十二支動物と英語のイメージ ―猿・鶏・犬・猪(豚)に纏わるnursery rhymesと諺― 遠藤祥雄
天国と故郷その1 聖書における分裂した不調和② 石倉友二
シンガポール研究ノート(1) 高畑哲男
オスカー・ワイルドのVera; or, The Nihilistsにおける愛と自由 ―女性革命家ヴェラの存在意義について― 山田久美子
ボッカチオからシェイクスピアまで ―『デカメロン』と『終わりよければすべてよし』考― 福井妙子
『批評論』 ―C. Brooksに関して― 得良匡
R.L.スティーブンスン『瓶の小鬼』の文体(1) 三浦敏明
会話分析とコミュニケーション研究 高橋雄範
英語科教育法と教育実習に関わる問題 ―教育実習を通じて学生は何を教え何を学んだか― 北山長貴
MASS MEDIA, GENDER AND POLITICS SINCE THE SECOND WORLD WAR: Women in the United States and Japan Miyako Matsumoto
“Internationalizing”Universities, or Turning Them into Travel Agencies Yo Kawanari
比較文化 第3巻
ジュール・ラフォングの『ハムレット』と『ハムレットについて』 平林文雄
Lady Susan論 太田美智子
R.L.スティーブンスン『水車小屋のウィル』の文体(1) 三浦敏明
G.B.ショーと音声学 清水義和
キャリル・チャーチルの世界 ―その不連続性と多重性について― 『クラウド・ナイン』と『トップ・ガールズ』を中心に 山口さと子
セイラムのホーソーン 齊藤司
サド・マゾにおける受難と贖罪 ―Tennessee Williamsの“Desire and the Black Masseur”について― 石月正伸
カーヴァーとアンダスン:ある比較 ―短編小説の伝統の中のカーヴァー ― 中村一夫
十二支動物と英語のイメージ ―竜・蛇・馬・羊に纏わるnursery rhymesと諺― 遠藤祥雄
小説論 ―アルベルト・モラヴィアに関連して― 得良匡
『雨月物語』「序」 小山一成
お伽噺の「活躍」 ―台湾と巌谷小波― 内藤寿子
忍辱の女 ―吉本隆明風景小論を内包しながら― 石村柳三
阿部公房「可愛い女」―可能性としてのミュージカルス― 鳥羽耕史
日本と中国における戦乱自死の比較 中村禎里
日本における非西洋医療と西洋医療の歴史的かかわり 川西加恵
天國と故郷 その1、聖書における分裂した不調和① 石倉友二
祭歳時記 西岡翠
Logic for Escape:A Chess Master / A Utopist / Gavin Stevens -Knight’s Gambit Akiyoshi Suzuki
比較文化 第2巻
武道伝書に観る弁証法論理(2) ―柳生宗矩『兵法家伝書』の場合― 江川義忠
中国プロテスタント伝道文書の比較的考察 ―『喩道伝』と『耶穌譬喩略解』― 吉田寅
「浅茅が宿」と典拠作品 小山一成
宗教の未来 ―生存競争なき世界を求めて― 清水雅史
日本における「エマソン」 “Emerson”in Japan 生駒幸運
マイケル・イネス『ハムレットを復讐せよ』 平林文雄
昭和初期の阿部知二 ―イギリスの主知主義との関連において― 鏡味國彦
十二支動物と英語のイメージ ―ネズミ・牛・虎・兎に纏わるnursery rhymesと諺― 遠藤祥雄
『草枕』の青年画家とHenry JamesのThe Real Thingsにみられる画家の類似点について 仁木勝治
ハドソン家とシンヤ家 佐藤幸正
イェイツとドイツ・ロマン派の活動 ―イェイツを中心に― 日中鎮朗
伊良子清白の「安乗の稚児」とハイネ 山路峯男
Francis Brinkleyの『語學獨案内』 長谷川潔
R.L.スティーブンスン『マーカイム』の文体 三浦敏明
近代における<種子交換>の展開 ―種子交換会から郵便システムへ― 伴野泰弘
〔評論〕≪徹底≫的ということ ―吉本隆明と石橋湛山の徹底性 石村柳三
Washington IrvingとWalter Scott 齊藤昇
ホイットマンにおける時空の諸相 安斉芳
母の肖像 ―オースティンとウェズレー― 太田美智子
写真結婚と女性問題 ―羅府新報にみる初期の日系アメリカ移民社会― 河原崎やす子
O.Henryとニューヨーク社会 齊藤司
E.M.Hemingway, The Sun Also Risesにおける原始宗教 照山雄彦
テネシー・ウィリアムズ:ホモセクシュアリティへの覚醒と贖い 石月正伸
『鹿児島語と普遍語』 ―方言の行方と巌谷小波― 内藤寿子
『美学論』 得良匡
阿部公房「名もなき夜のために」 ―大山定一訳『マルテの手記』との関係において― 鳥羽耕史
マライア・エッジワース“Simple Susan”とその翻訳 ―原抱一庵訳「名曲『愛禽』」、本間久訳『小山羊の歌』をめぐって 上村真代
むかしむかし あるところに ―ある若き知識人の誕生― ジェイムズ・ジョイス『ある若い芸術家の肖像』の場合 水野晴子
社会統制としての“leisure” 田隖和久
The Importance of Spelling and Phonetic Symbols Junji KANIE
Shaw’s Plays in England & Ireland in 1994-5 Yoshikazu Shimizu
Materials of American Styles Hiroki Gotoh
比較文化 創刊号
武道伝書に観る弁証法論理(1) ―宮本武蔵『五輪書』の場合― 江川義忠
中国語キリスト教書和訳版の比較的考察 吉田寅
比較文化研究資料 ―日・琉・韓の民族「蛇神」を素材として― 春日正三
「蛇性の淫」 小山一成
東京俳句散歩 西岡翠
盤珪禅師再考 清水雅史
Wuthering Heightsに於ける主題と文体 佐々木冨美雄
『オフィーリアは死んだ』と『ハムレット』との関連 平林文雄
岩野泡鳴と彼の恩人エマソン 生駒幸運
波の音 ―東西の古典に見る― 鈴木保昭
ゴーギャンに触発されたアララギ派歌人・島木赤彦 仁木勝治
Bernard Shaw 2nd International School Yoshikazu Shimizu
コンコード遠景 ―19世紀アメリカ文化史 齊藤昇
権力と種族主義への道 ―ゴットフリート・ベンと徳富蘇峰の思想― 日中鎮朗
ペイターとフロベール ―「文体論」における引用をめぐって― 上村仁司
マライア・エッジワース“The Grateful Negro” 尾崎紅葉「俠黒児」の原作として― 上村真代
『フランケンシュタイン ―現代のプロメテウス』の悲劇について 吉村純司
土居光知の読んだ『アラスター』 太田直也
『リア王』とイクシオンの神話 安田比呂志
ウィラ・キャザーのDeath Comes for the Archbishopについて ―moodを中心に― 堀千和子
光と風と夢と ―ロバート・ルイス・スティブンスンをこよなく愛した中島敦― 鏡味國彦
The Specific Exemplar Principle in Second Language Learning Hajime Abe